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スープの歌

作詞 作曲 編曲 : 芝田遼

歌 : prsmore

ふんわり じんわり 優しい香りがするよ

泣きべそかいた足音 すこしずつ近づくよ

無理して笑っても 心には嘘つけない

優しくされると尚更 傷口にしみてくの

 

泣きながらでいいから 早く帰っておいで

君の心の おなかのすいた所に届けたい

 

痛くて大事な今日の思い出 むねにしまってそっと

ふたをすれば 夢の中で

笑顔に会える

笑顔に会える 

不器用な僕の想いや 口に出せない「ファイト!」

温めて鍋の中ふたをして

ほらスープに閉じ込めたのさ

 

部屋を暗くしたのは 少し驚かせたくて

タマネギの香りがすれば 少しずつ気がつくでしょ

 

笑顔を取り戻す 魔法の言葉があるよ

合い言葉は「おなかがすいた」 心に響け

 

流した涙が止まらなくても 明日が怖くても

忘れないで 朝になれば

笑顔になれる

笑顔になれる

その涙は君が優しい証拠だから

隠さずにコトコトと煮込んだなら

ほら 笑顔の黄金比率

 

痛くて大事な今日の思い出 胸にしまってそっと

ふたをすれば 夢の中で

笑顔に会える 

笑顔に会える

不器用な僕の想いや 口に出せない「ファイト!」

温めて 笑顔で召し上がれ

君の夢も その夢も

ほらスープが冷めないうちに

prismoreとして 昔の自分じゃあ想像も出来なかった音楽活動なんか始めて、

もう5年たつのでしょうか。

かんがえてみたら この『スープの歌』がデビュー曲になるんですよね。

誕生 という意味でね。5年経った今 この歌をあえて2ndアルバムの最後の曲に持って来たのは、

成長を見せたかった訳じゃなくて、不器用で ほんのちょっと背伸びしたまんま

ゆっくりゆっくり成長していきたいという 呑気な音楽ユニット

としてこれからもやっていきたいな という一つの決意表明みたいなものでしょうか。

 

曲を一曲書くときは いつも 誰かに宛てて書いてるのではなくて、

自分に宛てて こんな言葉かけてもらえたら良いな こんな音が聞きたいな

という気持ちで作ってます。昔から。

僕が求めてた 優しさ 暖かさ みたいなものを どうか皆様にも感じていただけたらとおもい、

このアルバムのラストとさせてください。

 

今宵の歌は お口にあいましたでしょうか・・・?

 

頷いていただければ之幸い

明日もお会いしましょう prismoreでした。

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